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宮島の桜

宮島

No: 1067

作者: 二代 川原 圭斉

種類: (不明)

補足:

(なし)

 

ストーリー

宮島の入り口で見つけたもの、上品でやさしく落ち着いた感じの茶碗。8年前の4月に訪れたのだけど、”宮島の桜もきれいだったなあ”と今思い出しました!!

2013/3/13 更新

宮島焼 とは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
下記焼き物の説明についての文書は GNU Free Documentation License の下で公開されています。
宮島焼(みやじまやき)とは、広島県廿日市市で焼かれる陶器。廿日市市は対岸に宮島を望み、その厳島神社参拝の際の縁起物として焼かれた。別名を神砂焼(しんしゃやき)、御砂焼(おすなやき)とも呼び、宮島の砂を粘土に混ぜて焼いている。

これは元々、近郷の賀茂郡の村人らが旅行に出かける際に、宮島の砂を「お砂守」として拝受し、無事に帰郷した際には、その砂で土器(お砂焼)を作り、宮島の神前に供えたという慣習に因んでいる。

歴史


宮島焼の走りとなる「お砂焼」が焼かれ始めたのは天明寛政の頃と伝えられる。後に浅野藩の奨励品として宮島焼が奨められ、全国に名を馳せたが、藩政の弱体化もあって長続きしなかった。

1892年明治25年)に再興、そして1910年(明治43年)には京都で修行を積んだ川原陶斎が本格的に窯を開いた。その後初代山根興哉(-こうさい)が京焼、萩焼の手法を採り入れた宮島焼を焼き始め、厳島神社の祭祀品も担当することになった。現在もこの川原、山根の2つの窯が伝統を継承している。

特徴


宮島焼は決して派手ではないが、素朴で独特の温かみがある。意匠は宮島のシンボルでもある紅葉や拝殿が多い。用途は土産物向けに、茶碗、小皿、土鈴などを焼いている。なお、いわゆる「お砂」は、粘土の中にごく微量を混ぜ込んでいるだけであり、見て判別できる物ではない。だが、その神域の「お砂」を頂戴することによって、縁起物、有り難き代物である価値を見いだせるのである。



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