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無名異焼 一覧

番号: 1088「佐渡」窯変
五代 伊藤 赤水 作

無明異焼;佐渡のシンボルともいわれる焼き物であるとのこと、10数軒の窯元があると...

番号: N38 王翠軒
国見 窯 作

無名異焼 とは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
下記焼き物の説明についての文書は GNU Free Documentation License の下で公開されています。
無名異焼(むみょういやき)は、新潟県佐渡市相川町で焼かれる陶器。無名異とは酸化鉄を含有する赤土で、止血のための漢方薬でもあった。また、佐渡金山採掘の際に出土したため、その副産物を陶土に利用して焼かれた。文政2年に伊藤甚平が無名異を使って楽焼を焼いたのが始まりで、安政4年に伊藤富太郎が本格化させた。後に初代三浦常山が脆かった従来品を強くするため、朱紫泥焼の手法を編み出し、今日に至る。高温で焼き締めるために非常に固く、叩くと金属音のような音を出すのが特徴。2003年に重要無形文化財の指定を受け、同時に5代伊藤赤水が重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。

なお、無名異焼は佐渡以外にも常滑、石見などで焼かれている。



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