ストーリー
笠間町の近くで作陶しているから、笠間焼ということにしておきます。流麗な形、大胆な貫入が目を引く!!あっという間にもう9月、光陰矢のごとし”こういうことかな!
笠間焼(かさまやき)は、
茨城県笠間市周辺を産地とする
陶磁器。
江戸時代中期(安永年間1770年代)から作られ始めた。名主久野半右衛門道延が、近江信楽の陶工長右衛門を招聘して窯を築き
陶器を焼いたのが起こりとされている。のち笠間藩主の仕法窯として保護され、甕・摺り鉢などの日用雑器が作られた。幕末から明治にかけては江戸に近い利点から、大量生産の機会を得て技術者や従事者も飛躍的に増えた。陶器商田中友三郎による「笠間焼」の広報・販路開拓が功を奏したという。以後、時代の転換にともなって生産品の変化などを経て、現在では300人に近い陶芸作家や窯元のいる窯業産地となっている。関東地方では、
益子と並ぶ大きな窯業産地として知られている。
関連項目
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陶磁器
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伝統工芸品